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「のど年齢 知ってる?」2020年 文月

 

 

【問題】
高齢者の肺炎の7割以上を占めるといわれる誤嚥性肺炎。
その原因の1つに「のどの老化」があります。

 

では、自分の「のどの老化度」はどうすればチェックできるのでしょうか。
以下の中から、正しい方法を2つ選んでください。

 

(1)一定時間内に唾液を飲み込める回数を数える。
(2)声を出し続けられる時間を計る。
(3)食事にかかる時間を計る。

 

 

 

 

 

答えと解説

 

正解は、
(1)一定時間内に唾液を飲み込める回数を数えると、
(2)声を出し続けられる時間を計るです。

 

誤嚥性肺炎とは飲食物や唾液などが気道に入り、
そこに含まれていた細菌によって起こる肺炎のことです。
主な原因菌は上気道にいる細菌、具体的には鼻やのどにすみ着いている
肺炎球菌や口腔内の常在菌である嫌気性菌などです。

 

近年、高齢者の誤嚥性肺炎が増えています。
肺炎・呼吸器疾患のエキスパート、池袋大谷クリニック院長の大谷さんは、
「誤嚥性肺炎は高齢者に多く、高齢者の肺炎の7割以上が誤嚥性肺炎と考えられます。」

 

その誤嚥性肺炎の原因の1つとして、近年「のどの老化」が指摘されるようになりました。
「のどの筋力の低下と唾液の分泌が減ることによって、
飲み込む力(嚥下反射)や咳をして異物を気道から出す力(咳反射)が衰え、
誤嚥を起こしやすくなります。」と。

 

実際、のどの老化が進み、誤嚥を起こしやすくなるのを心配する人は少なくないでしょう。
では、「のどの老化度」はどうすれば分かるのでしょうか。
大谷さんは、反復唾液嚥下テスト、いわゆる「ゴックンテスト」を試すことを勧めます。

 

「このテストは実際の診療でも行われています。
やり方は非常に簡単。まず水を一口飲んで口の中を湿らせてから、
『30秒間に何回唾液を飲み込めるか(空嚥下回数)』を見るだけです。

 

若い人は10回くらいできるのですが、
年を取ると筋力が衰え、唾液の分泌も減るため回数をこなすのが難しくなっていきます。」

 

実際、大谷さんのクリニックを受診した患者さんたちにお願いして、
各年代約50人ずつにゴックンテストをやってもらったところ、
平均回数は20代で9.8回、30代で8.8回、40代で7.8回、50代で7.0回、
60代で6.1回、70代で5.2回という結果が出ました。

 

202007a

 

「このゴックンテストをやれば、おおよその自分の『のど年齢』が分かります。
のど年齢が70代以上、つまり30秒間で5回以下になると
誤嚥性肺炎のリスクが高くなります。
実際、高齢になると食事中にむせることも増えていきます。
自分で気付かない誤嚥(不顕性誤嚥)も同じように増えるのだと考えてください。」

 

このほか、声帯の筋力と息を吐く力を調べる『あー』テストでチェックする方法もある。
「息を思い切り吸い込んでから『あー』と声を出して何秒間続けられるかを計ってください。

『男性で15秒以上』『女性で10秒以上』できれば大丈夫ですが、
それ以下だと問題があります。
発声と嚥下はほぼ同じ筋肉を使っているので、
声を出す力が弱くなると飲み込む力も弱くなります。」

 

日経Gooday:5月25日 参照

 


 

 

徐々にではありますが、、、昨年までの普通な日常に戻りつつありますか??
立ち止まることなくポジティブに、世界の見本となりますように!!

 

世の中の何かを大きく変えてしまいそうな今回の新型コロナウィルス。(武漢肺炎)
改良することを得意とする「日出る国」の人々。(車やカレー、言葉なども)
今まで何度も立ち上がって来たじゃないですか!?
日本人の誇りを持って。

 

 

今回は「のどの老化」などを拾ってみました。
WEBマスの義父も「誤飲性肺炎」で亡くなりました。
早いもので今年のお盆に三回忌をします。

 

ご参考までに・・・
つづく。

   

 

PS:
宇都宮で栃木県初の「クラスター」が発生してしまいましたね。。。(6月27日、28日)
県外の女性1名と、お店の従業員:9名。合計:10名ですか。(県内9名)
これ以上感染が拡大しないと良いのですけど...。

 

 

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