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「大人の食育」2020年 弥生

 

 

巷で言われるその常識、本当ですか?
肥満に始まる生活習慣病の数々。

 

それを予防するために巷ではこれは ”身体に良い” ”悪い” という話が盛んに語られている。
しかし、医学や栄養学は日進月歩。今までの常識が変わることもある。

 

 DHA / EPA サプリは取れば取るほどいい

今の日本人に不足していると言われる DHA / EPA 。
厚生労働省が定めている一日の目標摂取量は 1g。魚に換算すると大きめの切り身一切れ分。
それだけの魚を食べられないからとサプリで補おうとするとこれも注意が必要。

 

一日 3g以上摂取すると傷口の出血が止まらなくなったり、
肝機能障害や肌が湿疹のような状態になる浸出性紅斑がでたりといった
副作用が出る可能性がある。

 

高血圧のために脳梗塞や心疾患の予防として血液をサラサラにする薬を服用している人は、
特に注意が必要になってくる。

 

一日 3食規則正しく食べる

健康な身体を維持するためには必要とされていることだが、実はここにも落とし穴がある。

 

「必要な量を守っていれば問題ありません。
でも空腹感がないのに”時間だから”と食べていると隠れ肥満の原因になることもあります。」

 

空腹を感じないということは、身体にエネルギーが足りている証。
そこに食べ物を入れると余った分は脂肪へと変換されて生活習慣病の元凶、肥満の原因に。
お腹のすき具合に合わせて ”空腹を感じたら食べ” ”満足したなら静かに箸を置く” ことが
理想的な食べ方。

 

卵は食べ過ぎるとコレステロールが増える

コレステロールというと全てが悪いように思われているが、
実は細胞膜を形成したりする時に必要な成分。

 

肝臓で生産され全身に運ばれて利用されるが、
この時点では善玉(HDL)であり身体に悪影響は与えないし
使われた後は回収されて肝臓で再生される。

 

それが余ると酸化して悪玉(LDL)になり、動脈硬化を引き起こす。
そして8割は体内で生産されるので食物から摂取する残りの2割は無視しても大丈夫。

 

卵の他にコレステロールが多いとされている食品でも
控えたところで健康診断の数値には影響しない。

 

1週間に1〜2日休肝日を作る

結論から言ってしまえば、この行為は無意味。
1〜2日の断酒では肝臓の状態は改善できない。

 

健康診断で肝臓の状態を示す数値として使われる ”ガンマGTP” は、
肝細胞が壊れた時に血中に流れ出る酵素の量。
断酒して1〜2週間しないと下がることはない。

 

つまり最低その期間お酒を止めないと肝臓の壊れた細胞は修復されない。
要は適量を飲んでいるかどうかが問題。

 

一週間のアルコールの合計が日本酒換算で6〜7合以内に抑えられていれば適量なので、
特に休肝日を作る必要がないと言われている。

 

コーヒーのカフェインは身体に良くない

かつては ”胃を荒らす” ”中毒作用がある” と悪者扱いされてきたコーヒーだが、
最近は様々な健康効果が報告されている。

 

アロマ(香り)は気分を落ち着け、
カフェインは体内に入ると覚醒作用や血管拡張・代謝アップに役立つ。
含まれているポリフェノールの一種クロロゲン酸やカテキンは
抗酸化作用を発揮すると言われている。

 

一日3〜5杯のブラックコーヒーならばこれらの効果が得られ、
糖尿病や高血圧・動脈効果の緩和などにも
効果が期待できるという研究結果も出てきている。

 

「昭和40年男 総集編」4月号増刊 参照

 


 

 

新型コロナウィルス(武漢肺炎)がいよいよ日本上陸(世界的規模に...)
非常に感染力が強いウィルスですね。。。
諸々、中止(休止)や延期になっています。経済的な影響も...。

 

「構造的不備」や「取り組み方」などへの指摘や批判、「責任を問う」のは今じゃない。
今は被害を最小限に抑えられるよう、各々が各々の場所で最善を尽くした対応をする時。

 

TV などマスメディアが煽り過ぎな感はありますが、
冷静で正確な情報収集 & 落ち着いた対応をしていきたいと思います。
(マスクがありませんね。。。花粉症の方、お気の毒です。)

 

今回は「食育:巷の常識は本当か?」的なとこを拾ってみました。
雑誌ネタではありますが...。

 

ご参考までに・・・
つづく。

 

 

カードマジック♪  凄いですね!怖いぐらい!!
※ 音が出ます。ご注意下さい。