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「肝熱の舌」2018年 師走

 

 

更年期世代に圧倒的に多いのが、漢方でいう“五行”における「肝」と「腎」の不調だそう。

 

「肝の働きが強すぎて熱がこもる『肝熱』は、イライラしやすくなったり、
汗がどっと出たり、のぼせ、ほてりなどの症状が出ます」

 

自分の現状を知る簡単な方法は、舌を見ること。漢方においては「舌診」は重要。
「舌には、その人の体調が面白いように映し出されています。
毎日、鏡の前で舌をチェックする習慣をつけましょう」

 

舌を見るポイントは色、形、苔(こけ)のつき具合。
「健康で若々しい舌は、薄紅色で滑らかな形で、苔が偏りなく薄く生えています。
そんな舌を目指してください」

 

舌裏怒張タイプ

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【特徴】
舌の裏側の静脈2本が太くくっきり浮き出ている。
縦に走る静脈が太くて2本が近寄っているほど、
血液がドロドロになるお血(おけつ)の可能性大。
不調の大きな原因は血流の悪さにあり。

 

【起こりやすい更年期症状】
痛みに弱く、肩コリ、首コリ、腰痛に悩まされがち。
目の下のくまやシミができやすい。
手足は冷えるのに顔や頭はボーッとする冷えのぼせになりやすい。
あざが消えにくいことも。

 

【漢方薬の例】
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)…滞った「血」の巡りをよくする。
・田七人参(でんしちにんじん)…中性脂肪やコレステロールを分解し、血液をサラサラに。

 

両脇が赤いタイプ

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【特徴】
両脇が赤く、舌に厚みがある。
高血圧で血流が悪くなりがちな肝熱の典型的な舌。舌の両脇が鮮やかな濃いめの赤色。
肝熱の舌は総じて厚みがあり、大きめ。

 

【起こりやすい更年期症状】
ストレスをためやすく、イライラしがちで、のぼせやすい。
不眠に悩まされることも。

 

【漢方薬の例】
・加味逍遙散…「血」の不足を補い、自律神経を整える。
・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)…のぼせを抑え、イライラを落ち着かせて、
    不眠を改善。

 

苔が黄色いタイプ

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【特徴】
両脇が赤く、苔の色が黄色っぽい。
肝熱の特徴である両脇の赤みと厚みのある舌に加え、苔が黄色っぽいのは、
体に熱がこもった状態を表している。

 

【起こりやすい更年期症状】
胃腸が弱り、食欲がなく、食べても消化不良に。
周囲の出来事に敏感になり、気にしたり、怖がったりするように。

 

【漢方薬の例】
・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
    …落ち込んだり不安になったりするのをケア。
・抑肝散(よくかんさん)…神経の高ぶりを抑えてうつうつとした気分を解消。

 

形が波々タイプ

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【特徴】
舌のまわりが赤く、厚みがある肝熱タイプで、側面が波打っているのは、
漢方でいう水毒の状態。体に余分な水がたまっている。

 

【起こりやすい更年期症状】
花粉症、鼻炎などのアレルギー症状を起こしやすい。
物事に神経質になりやすい。
自分を出さず、息が詰まりがち。

 

【漢方薬の例】
・柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)…冷えを改善し、神経過敏をケア。
・クマザサエキス…抗菌作用に優れ、アレルギー症状を抑えて免疫力をアップ。

 

※ 漢方薬の服用については、漢方専門の医師や漢方薬剤師などに相談のこと。

 

Yahoo!ニュース 参照

 


 

 

早いもので、、、師走です。。。
今回は、何かと忙しい時期なので...
「肝臓」「腎臓」の「舌診」などを拾ってみました。

 

「舌には、その人の体調が面白いように映し出されています。
    毎日、鏡の前で舌をチェックする習慣をつけましょう。」
とのことです。

 

ご参考までに・・・
つづく。

 

 

ここで「We are the world」or「imagine」でも流れたらね(笑
※ 音が出ます。ご注意下さい。