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1964年世界ヘビー級タイトルマッチ、モハメド・アリがソニー・リストンを倒し王者に
1964年、ローマオリンピックのボクシング金メダリスト・カシアス・クレイは 世界ヘビー級タイトル王者・ソニー・リストンに挑戦。 クレイはヘビー級には珍しく軽やかな動きでリストンを翻弄し7ラウンドTKO勝ち、 世界初挑戦にしてヘビー級王座を獲得。 スポーツ誌「イラストレイテッド」は「20世紀スポーツ史に残る試合」と称えた。
1年後、クレイはイスラム改宗しモハメド・アリと改名し、 リストンと再戦したが次も1ラウンド目で相手をマットに沈め防衛に成功した。 |
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1964年 東京オリンピック男子10000メートル、大逆激の末優勝したビリー・ミルズ
1964年開催の東京オリンピック男子陸上10000メートル競走。 アメリカ代表で無名選手だったミルズは、トップを走る当時の世界記録保持者を 追い抜こうとして肘にあたり、外に弾き出され大きく遅れを取ってしまった。 優勝の目は無いと誰もが思った瞬間、猛烈なラストスパートをかけて前の選手達を抜きさり 1位でゴール。オリンピック史上に残る大番狂わせで金メダルを獲得。 |
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1972年 ミュンヘン五輪男子バスケ、アメリカ代表チームが銀メダル受取拒んだ誤審事件
五輪でバスケットボールが正式種目となって以来、負け知らずだった米国チームは、 ミュンヘン五輪男子バスケ決勝でソ連と対決。 決勝戦は大接戦でいったん米国勝利で終了と思われたが、 審判の誤審やFIBA(国際バスケットボール連盟)役員の越権行為などが重なり、 プレーのやり直し等により結局ソ連が勝利、初の金メダルを獲得、 アメリカの連覇に終止符が打たれた。 しかし、判定に不服な米国チームは銀メダルの受取と表彰式出席を拒否した。 |
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1990年「サッカーワールドカップ」開幕戦でカメルーンがアルゼンチンを撃破
1990年のサッカーW杯イタリア大会の開幕戦、 カメルーン代表がマラドーナ率いる強豪アルゼンチン代表を下す番狂わせを演じ、 アフリカ勢として初めて準々決勝進出を成し遂げた。 MFマラドーナは足の故障で本来のプレーができずアルゼンチンは苦戦し1−0で敗北。 マラドーナは試合後にうなだれたが、アルゼンチンもその後巻き返しを見せ 大会全体を通しては準優勝だった。 |
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1990年 ジェームス・ダグラス、東京ドームでマイク・タイソンを撃破
1990年当時ボクシング界で無敵状態だった王者マイク・タイソン(左)は 東京ドームでジェームス・ダグラスに10ラウンドKO負けしてタイトルを失った。 めだった戦績もなく当て馬的な存在だったダグラスが、当時最強だったタイソンから初ダウンを奪い、 そしてKO勝ちしたことは、ボクシング史上最大の番狂わせとして知られる。 |
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2000年「シドニー五輪」レスリング男子、ルーロン・ガードナーがアレクサンドル・カレリンを破る
2000年のシドニー五輪、レスリング男子グレコローマンスタイル130キロ級で ルーロン・ガードナー(米国)は、決勝で13年間無敗を誇り 五輪でも3大会連続金メダルを獲得していた、“シベリアンタイガー”や“キングコング”の異名を取る ロシアのアレクサンドル・カレリンを破って優勝した。 |
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2001年「ウィンブルドン」4回戦、ロジャー・フェデラーがピート・サンプラスを破る
2001年ウィンブルドン4回戦、当時脚光を浴び始めたニューカマーだった 第15シードのロジャー・フェデラー(スイス)は、当時無敵の強さを誇っていた第1シードの ピート・サンプラスと対戦。 1993年大会から2000年大会の8年間に7度も優勝に輝くサンプラスを、 フルセット 7-6, 5-7, 6-4, 6-7, 7-5 の末に破る大金星を挙げたことで、 フェデラーは世界から大きな注目を浴びた。 |
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2001年「ウィンブルドン」、ゴラン・イワニセビッチが悲願の全英初優勝
1990年にダークホースとして登場後、 その後のキャリアは苦難続きで肩の故障で苦しんだイワニセビッチ(クロアチア)。 過去に3度ウィンブルドンで決勝進出経験があるもののいずれも最後には敗れていたが、 2001年にワイルドカード(主催者推薦)で出場したウィンブルドンで勝ち進み 決勝ではパトリック・ラフターをフルセットの末下し優勝。見事なカムバックを印象付け、 悲願の全英初優勝を成し遂げた。 |
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「EURO2004」決勝、ギリシャがポルトガルを制し優勝
EURO(ユーロ)とも呼称される、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する、 ナショナルチームによるサッカーの大陸選手選手権の2004年大会。 決勝ではギリシャがポルトガルを制して優勝した。 ギリシャは実績から格下とみられていたが、迎えた決勝戦でギリシャチームの規律と集中力は、 開催国で強豪のポルトガルを圧倒、同国史上初となるビッグタイトルを獲得する金星をあげた。 |
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2004年「ウィンブルドン」決勝、マリア・シャラポワがセリーナ・ウィリアムズを制し初優勝
当時17歳だったマリア・シャラポワは第13シードから勝ち上がり、 大会2連覇中のセリーナ・ウィリアムズに勝利し4大大会初優勝を飾った。 内容は6-1, 6-4 とシャラポワが圧倒的した。 ロッティ・ドッド、マルチナ・ヒンギスに次ぐ史上3番目のウィンブルドン年少記録優勝となった。 |
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2008年「スーパーボウル」、 ニューヨーク・ジャイアンツがニューイングランド・ペイトリオッツに勝利
2008年の米アメリカンフットボールリーグNFLの優勝決定戦、「第42回スーパーボウル」。 プレオーオフを勝ち上がったニューヨーク・ジャイアンツとニューイングランド・ペイトリオッツが NFLチャンピオンシップを争った。 試合はワイルドカードから勝ち上がったニューヨーク・ジャイアンツがレギュラーシーズン 16戦全勝のニューイングランド・ペイトリオッツを17-14で破る大番狂わせを演じ、 1991年以来となる3度目の優勝を果たした。 |
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2009年「全仏テニス」4回戦、ロビン・セーデリングが優勝候補のラファエル・ナダルを下す
前年に世界ランク首位の座をフェデラーから奪い、波に乗っていたナダル(スペイン)は 全仏4連覇中と「クレーコートの王者」の異名をとり負け知らずだったが、 4回戦でロビン・セーデリング(スウェーデン)と対戦し敗北を喫した。 第1シードのナダルを破る大金星を挙げたことで、 第23シードだったセーデリングの名を世界に知らしめることとなった。 |
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2009年 ブラウンGP、F1初参戦でドライバーズ&コンストラクターズタイトルを獲得
ホンダなどで活躍したF1ディレクターとして有名なロス・ブラウンが、 2009年に設立したイギリスのレーシングチームブラウンGP(Brawn GP)。 低予算の個人チームにも関わらずフェラーリやマクラーレンといった老舗有名コンストラクターを 差し置いて17戦中8回も優勝。個人タイトルは同チーム所属のジェンソン・バトンが獲得。 参戦初年度のチームがコンストラクターズタイトルを獲得することは、F1史上初めての快挙。 |
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2013年、オラクル・チームUSAがエミレーツ・チーム・ニュージーランドを負かし優勝
1851年より現在まで続く歴史と伝統ある国際ヨットレース「アメリカズカップ」。 優勝杯をめぐり、参加国の威信をかけて1対1で競われる。 2013年9月にサンフランシスコで開催された第34回大会では、 エミレーツ・チーム・ニュージーランドとオラクル・チームUSAによる対戦となり、 オラクル・チームUSAが1勝8敗という不利な状況から大逆転で栄冠を手にした。 オラクルチームのビッグデータを利用した卓越した準備・戦略・戦術が功を奏したと言われる。 |
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2015年「全米オープン」準決勝、ロベルタ・ビンチがセリーナ・ウィリアムズを破る
大会3連覇中で世界ランク1位、優勝候補筆頭だった強豪セリーナ・ウィリアムズ(米国)は 本大会勝利で年間グランドスラム達成も期待されていた。 だが準決勝でぶつかった世界ランク43位・ノーシードの格下のロベルタ・ビンチが セリーナを負かす大金星を挙げ、大観衆はスタンディングオベーションで称えた。 試合巧者で技巧派のビンチがパワープレイ専門のセリーナのペースをかき乱し、 2-6 6-4 6-4で勝利し大金星をあげた。 |
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2015年「ラグビーW杯イングランド大会」、日本代表が南アフリカを予選で撃破
ラグビーW杯2015イングランド大会、 日本代表は1次リーグ初戦で過去2度の優勝を誇る強豪南アフリカと対戦。 試合終了が近づく中、南アにペナルティゴール(PG)を決められリードされるが、 ロスタイムに試合最後のラストプレーでカーン・ヘスケスが逆転トライを決め、 誰も予想しなかった大金星を挙げた。 番狂わせが少ないと言われるラグビーの試合で起きた、 W杯史上に残る歴史的な逆転勝利に世界が衝撃を受けた。 |
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新年あけましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願い致します。m(_ _)m |
世界の「スポーツ史上最大の番狂わせ」に”日本”がいることが素晴らしいですね!!!
素晴らしい試合でしたもんね!?感動モノでした。
そして!今年はオリンピックの年♪
あらゆるスポーツの日本代表を応援しています。ガンバレ〜!!!
ご参考までに・・・
つづく。