「熱中症。水分補給だけで大丈夫?」 2014年 葉月版
ここ数年、夜も気温が下がらず熱帯夜になり、昼は各地で40℃を超えるなど過酷な夏が続いています。 屋外だけでなく屋内にいても熱中症になる人が増えていますので、やはり対策することが大切です。 まずは、なぜ熱中症になるのかをお話ししましょう。
不足しているのは水分とナトリウム |
ヒトは体温を一定に保つため、暑くなると汗をかくことで体温を下げようとします。 打ち水をすると涼しくなるのと同じで、汗が蒸発するときに体温を下げています。 ところが、気温や湿度が高く、汗が蒸発しにくい環境だと体温が下がらず、 心臓や脳を守るために血管が収縮。体温のコントロールができなくなって汗が流れ続けます。 汗の中には私たちの身体にとって重要なナトリウムが含まれています。 熱中症のきっかけは、汗で水分とともにナトリウムが体外に出ていってしまうことにあります。
お水だけでは対策できない理由はこのナトリウムの流出。 ナトリウムが失われると、体内の水分を調整する浸透圧が維持できなくなります。 浸透圧とは、薄いほうが濃いほうに行く、体液の濃度を保つための圧力。 浸透圧が維持できなくなると細胞の脱水を進めてしまうこともあるのです。
神経系を維持したり、心臓や筋肉の機能を保つのもナトリウムの役割。 汗でナトリウムが不足するとけいれんやめまい、頭痛、失神などを招くおそれもあるので 注意してください。 |
ナトリウムの補給が熱中症対策のカギ |
熱中症対策に欠かせないナトリウムは、塩に多く含まれています。 最近は飴やタブレットで塩分を摂る人も増えてきましたね。 健康のために「減塩」と言われているのに、それでも摂る必要があるほど 夏はナトリウムを喪失しやすいのです。
カリウムも汗によって失われやすいので積極的に補給しましょう。 夏野菜に多く含まれ、中でも夏に旬のウリ科に豊富です。
もちろん水分も大切。 お水だけではなく、ナトリウムと糖分を含んだミネラルドリンクを作りましょう。 塩3g、砂糖40gをぬるめのお湯1リットルに溶かし、お好みの柑橘類を搾ればできあがり。 精製されていない岩塩などの自然塩や、きび糖など色の濃い砂糖を使えば、 さまざまなミネラルの補給にもなります。 |
睡眠中は知らず知らずのうちに汗をかいていますから、朝も補給を忘れずに。 1リットルを1日分として、喉が渇く前にこまめに補給してください。 今年も熱くなりそうですから、ミネラルドリンクを活用して楽しい夏を過ごしてください。
柑橘類 |
クエン酸で疲労回復。 熱中症を寄せ付けない!
体調不良や疲労でも熱中症になりやすくなるので、 柑橘類に含まれるクエン酸を摂って疲労回復を! |
塩 |
体液の濃度を調節するナトリウムは自然塩が◎
ナトリウムは浸透圧を維持する重要なミネラル。 ナトリウム以外のミネラルも豊富な自然塩で補給しましょう! |
夏野菜 |
旬の夏野菜からカリウム+マグネシウムを補給!
ウリ科の夏野菜は、カリウムに加えマグネシウムなどのミネラルも豊富。 身体を冷やしてくれるので暑さ対策にも◎。 |
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暑中お見舞い申し上げます。m(_ _)m |
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季節が”夏”なので、当たり前なのでしょうが、、、
毎日毎日暑い日が続きますねぇ〜。。。お身体をご自愛下さい。
”暑い”といえば、、、4年に1度のサッカーの”熱き”祭典♪
ワールドカップ inブラジルが、ドイツの優勝で幕を下ろしました。
早起きして寝不足気味だった方達も沢山いたんでしょうね。
Webマスは、日本戦の2戦と3戦を後半だけのLiveで観戦をしましたが、、、
その他の試合は・・・”ハイライト観戦〜♪” だったので、睡眠時間は十分でした(笑)
世界のサッカーと日本のサッカーを比較すると、まだまだな感はありますが、、、
日本のサッカーは、確実に「進化」して「前」に進んでいると思います。
次は、4年後のロシア大会に期待ですね!
ガンバレ!新生サッカー日本代表!!!
Youtubeを散歩してたら、見つけました。 ↓ このアイディアが素晴らしい!そして、みんなが笑顔になっていくのがイイ!!! この様なイベントが、ブラジル国民と日本との1番な国際交流のような気がします。
※音が出ます。ご注意下さい。 |
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ご参考までに・・・
つづく。