「疲れは脳が発する危険信号!」 2013年 霜月版
疲労とは? |
疲労とは・・・細胞がサビて傷つくこと。 我々は筋肉や脳を使う時に酸素を消費します。そして酸素を消費した時に活性酸素が発生します。 この活性酸素は普段はすぐに無くなってしまいますが、大量に発生すると処理しきれなくなり 活性酸素が細胞を傷つけ酸化させ、錆びたような状態になってしまいます。
(自転車などでサドル等[部品]がサビたような状態だと想像すると理解しやすい。) |
頭が疲れるのと体が疲れるのは同じ? |
頭を使って疲れるというのは、脳の細胞がサビるということ。メカニズムは同じです。 また体を動かした時に動かした筋肉が疲れたように感じますが、実は本当に疲れているのは、 運動をした時に呼吸を速くしたり体温を調節して汗をかいたりすることを司っている 脳の自律神経の中枢が一番疲れています。
(”脳が疲れた”という信号は、”飽きた”ということ。) |
真面目な人がなりやすい |
一番危ないのは、本当は疲労が溜まっているのに疲労を感じない状態である ”隠れ疲労”と呼ばれるものです。
普通は細胞が傷つけられて疲労が起こると脳に信号が送られ、疲れたと感じます。 ところが、脳の前頭葉でやりがいを感じたり、褒められたり、面白い、楽しいという感情を持つと、 疲れの信号を隠し、疲労感を消してしまうことになります。 疲労感を感じなくても疲れが溜まっているということがあるのです。 |
疲労回復法 その1 【睡眠】 |
睡眠をしっかり取れば疲労は回復しますが、なかなかしっかりした睡眠時間が取れない時には 睡眠の質を上げるのが効果的です。 睡眠前に寝室の照明をオレンジ色にすると、自然に眠くなって副交感神経が優位になり、 睡眠の質が上がります。
(オレンジ色=夕日の色。) |
疲労回復法 その2 【食事】 |
疲労を回復させるには鶏肉の胸肉をお薦めします。 鳥の胸肉には、抗疲労効果を持つイミダゾールジペプチドという成分が含まれています。 イミダゾールジペプチドは、細胞がサビていくのを防ぐ働きがあります。 イミダゾールジペプチド200mg、鳥の胸肉にすると約100gの量を、 2週間取り続けると約85%の人が疲労回復効果が得られたと感じました。 (最低でも1週間は継続しないと効果は出てこない。)
(渡り鳥は、何故休まずに何千キロも飛んで来られるのか? →鳥の胸肉にはイミダゾールジペプチドがたくさんあるので疲れにくい。) |
テレビを観ていたら面白そうだったので、拾ってみました。 今は「疲れ」を口内で医学的に計ることが出来るんですね〜。すごい世の中です。
効率良く学習するには、3時間(180分)連続で勉強するより、 40分間勉強して5分休憩を、飽きないよう教科を変えながら3回(180分間)した方が良いそうです。 そして・・・寝る前にオレンジ色の照明(夕日)を感じてから寝ると、睡眠の質が良くなる。 「食」は鳥の胸肉。(100g以上の胸肉を1週間以上継続して食べると、85%以上の人に効果あり)
疲れを感じた時などに試されてみては如何ですか?
ご参考までに・・・
つづく。
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