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「胃がん予防の切り札!」 2013年 神無月版

年をとるにつれ、食欲がなくなったり、胃の調子が悪くなったりしたことはありませんか。
ところが、これらの症状は、単に胃が老化したわけではなく、
実年齢よりもずっと胃の老化が進んでしまった「異常な老化」かもしれません。

放っておくと胃潰瘍や胃がんのリスクを高めてしまう危険な症状で、
早ければ30代や40代からもなる危険性があり、
50代以上だと半数近くが老化してしまっているというデータも!

そこで朗報!
じつはある原因さえ治療できれば、老化が止まるだけでなく、胃が若返ることもわかったのです。
つい最近まで医学界でも解明できなかった、胃の老化の意外な原因や最新検査法、治療法などを
お伝えしていきます。

健康な人でも胃は老化する!

胃の老化とは、胃の粘膜が薄くなって、傷ができやすくなる状態のこと。
この状態がどんどん進むと、胃潰瘍のリスクが18倍、胃がんのリスクが100倍にもなってしまいます。
40代〜60代の人たちの胃の状態を調べてみたところ、半数の人の胃が老化していて、
胃の年齢が実年齢より10才以上も老けている人や、逆に50才以上も若かった人がいました。

実年齢よりも上の80代の胃と診断された[Aさん]は、運動を日課にしたり、毎食納豆を食べたり、
減塩を心がけたりと、健康に気をつかった生活をしていました。
一方、実年齢よりもはるかに若い20代の胃を持つ[Bさん]は、運動もほとんどせず、
食事も好きなモノを食べるなど、特に健康に気をつかった生活をしていませんでした。
この事実からわかるとおり、胃の異常老化は、食生活や運動などが原因ではなかったのです。

それならば、ストレスが原因と思いきや、ストレスを与える実験で胃の変化を調べても、
まったく変化は見られませんでした。 じつは、胃の老化は、生活習慣が原因ではなかったのです。

 

胃はもともと老化しない!?

どうして胃の老化が進んでしまうのか、じつは医学界でも長い間、謎とされてきました。
ところが、近年になって、ようやくある一つの原因によって起こることが解明されたのです。
しかも、その原因さえ取り除けば、胃が若返ることもわかりました。

じつは、胃は食生活や運動、ストレスといった生活習慣が原因で老化するわけではなく、
あるモノが胃の中にいるせいで老化していたのです。
つまり、胃とは本来、老化しないものだったのです。

では、もともと老化しない胃の中に侵入し、胃を老化させる原因とは・・・?
それは、胃がんの決定的な原因とされ、日本人のおよそ3分の1が感染しているとされる
「ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)」でした。

 

ピロリ菌が胃の粘膜を薄くする!

胃は新陳代謝が早いので、食べすぎや飲みすぎ、ストレスなどで胃の壁が傷ついても、
数日後にはすぐに修復されます。
ところが、一過性のこれらの原因と違い、ピロリ菌はずーっと胃の中にとどまり続けます。
そして、胃の表面の細胞を壊し、粘膜を薄くしてしまいます。
その状態で、刺激物などが触れると深い傷ができたままなかなか修復されず、
胃潰瘍や胃がんを招いてしまうのです。

実は、2013年2月から、ピロリ菌の除菌が保険適用となりました。
除菌することで、胃がんや潰瘍のリスクが激減することから、国が対策に踏み切ったのです。

ピロリ菌がいるかどうかは、内視鏡で調べる方法もありますが、
今では呼気検査、血液検査などの簡単な判定法も開発されています。
また、ピロリ菌の除菌は、抗生物質を一週間飲み続けるだけという簡単なものです。
ただ、胃の粘膜は一度薄くなると、完全に戻るには4〜5年かかり、
老化が進むほど回復も遅くなります。できるだけ早い除菌をおすすめします。

ただし、除菌しても胃がんのリスクが"0"になるわけではありませんので、定期的な検査が必須です。

NHKためしてガッテン 参照

 


 

「暑さ寒さも彼岸まで」 朝晩が涼しく、良い季節になってまいりました。
「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」 今年の秋を楽しみましょう♪

以前にも何度か「お題」にさせて頂きましたが、、、
ピロリ菌除菌が保険適用されたようなので、再々度取り上げてみました。

美味しい物を食べて楽しく暮らしていけるよう、「胃」のメンテナンスを考えてみては如何ですか?

 

PS:
Googleの地図が、遂に栃木県をカバーしたよう、、、で凄いです。。。(ストリートビュー)
ご自分のご自宅や会社などを検索して遊んでみて下さい。(ご家族が写っているかも?)
ネットでここまで公開されると、住所も簡単には教えられなくなりますね。。。
便利なんだか不便なんだか・・・

 

ご参考までに・・・
つづく。