「就寝時の暑さ対策」 2013年 長月版
寝苦しい夜を何とかしたい。
いざ寝ようとしても、肌にまとわりつく暑さにはやはり堪えられないものです。 熱帯夜が続くとなかなか寝つけず、睡眠不足に陥るはめになることも。 そこで熱帯夜を少しでも快適にしのげる暑さ対策をピックアップしてみました。 いくつか複合して実践すると効果も違ってきます。 |
自然の風を部屋に取り込む |
防犯上の問題がないのでしたら、窓を開けて空気の流れを作り、 部屋の中に外の風を取り入れましょう。 窓を開けて、さらに扇風機を活用します。 また、逆に扇風機を部屋の外側に向けて窓際に置くと部屋の熱気を逃がせられます。 外気を取り込むとき、外気温が30度以上の場合は爽快感どころか、 熱風が部屋に入って来て却って不快になってしまいます。 その場合は諦めて、エアコンで28度、タイマー設定にして就寝したほうが無難ですね。 |
入浴で体温を上げておく |
体温が下がると眠気を感じるって知ってましたか? 雪山で遭難したときに「寝るな!死ぬぞ!」と必死で起こそうとするシーンは、 寒さで体温が下がると眠くなるからこそ。 となれば、この習性を暑さ対策に活かさない手はありません。 体温を身体の中から上げてやり、そして下げていけば眠くなるというわけです。 手軽な方法は入浴です。 夏でもきっちり湯船に浸かって体温を上げ、入浴後に体温をじわじわ下げていけばOK。 体温が眠くなるのにちょうどよい温度にまで下がるには1時間はかかりますので、 就寝時間から逆算してバスタイムを楽しむようにしましょう。 また、風呂で体温を上げちゃうと、風呂から出て汗がひかなくなるという人は、 風呂上りに洗面器にハッカ油をスポイトで2〜3滴入れてからお湯を入れます。 あとは、肩、首から下にざっと掛けてしまうだけ。爽快感が長続きします。 |
氷枕や保冷剤を使用する |
発熱時に使う氷枕やお店で貰える保冷材。この冷たさを利用して安眠をゲットしましょう。 おでこに載せてもいいですが、ハンドタオルやハンカチでくるんで、 布団やタオルケットの中に入れておいても結構良い感じになります。 腋の下や股に挟むと体感温度がぐっと下がりますよ。 また、保冷材の代わりに水を入れて凍らせたペットボトルにタオルを巻いたものを抱えて寝ても いいですね。2リットルサイズなら枕代わりにセットしてもいい按配です。 |
いっそ全身を濡らす |
暑いから布団やベッドではなく床に寝転がって就寝していますという猛者向けの対策ですが、 着ているものを全部水で濡らしてしまうという荒技があります。 Tシャツからパンツまで水で濡らしたものを着て、そのまま扇風機をオンにして寝てしまうというもの。 さらにはタオルも水で濡らして腕や脚に巻いてしまうパターンも。 乾いてしまったら、また濡らします。 |
夜はジュース禁止 |
寝苦しい夜に、ベタベタの寝汗。これほど不快なモノはありませんよね。 せめて寝汗がベタつかなければ、まだマシなのに…とお嘆きのアナタ。 もしかして寝る前にジュースやコーラなどを飲んだりしていませんか? 就寝前に飲んだ水分はそのまま寝汗になってしまいます。 糖分たっぷりの飲料を飲めば、汗も当然ベタつくのです。 夜はジュースやコーラなどは飲まないこと。飲むのなら麦茶か水にしておきましょう。 特に就寝3時間前からは控えておいたほうが無難です。 |
寝具にもひと工夫して涼しく就寝できるようにします。
手軽で安上がりなのは敷布団やベッドの上にゴザを敷くこと。これだけでもずいぶんマシになります。
また、さらに一歩進んで竹シーツと呼ばれる竹のチップを組み合わせた敷物を敷けば、爽快度アップ。
竹ならではのヒンヤリとした感触で、入眠をスムースにしてくれます。
残暑お見舞い申し上げます。m(_ _)m |
|
今夏は梅雨みたいな天気が続いたり、、、猛暑や熱帯夜が続いたり、、、
体調管理が難しかった”夏”でしたよねぇ〜。。。
「暑さ寒さも彼岸まで」 もう少し残暑が続きそうです。お身体をご自愛下さい。
あえて9月に”就寝時の暑さ対策”などを拾ってみました。
”夏”真っ只中だと暑すぎて無理でしょうが、今(9月)からなら使えるのかもしれませんよ。(笑
ご参考までに・・・
つづく。