薄毛辞典「か行」

 

苛性ソーダ

石鹸を作る際に必要な物質(水酸化ナトリウム)です。
一般的に、購入するときには身元確認が必要となります。
取り扱いはとても注意が必要で、原液を素手で触ることは厳禁です。
苛性ソーダが含まれている商品は洗浄力が強力な為、乾燥肌の人には合わないかもしれません。

 

血餘

東洋医学では「血と食と余り」と書き、髪のことをこう称します。
余った血が髪の毛となるという考え方で、
毛母細胞にまで十分に血液が流れ毛髪に必要な栄養があれば、
健やかな髪を生成することができるという意味です。

 

毛皮質(コルテックス)

髪の毛は3層の細胞から出来ています。
その中でも、髪の大部分は毛皮質で出来ており、
多くのメラニン色素を含む細い繊維を束ねたものです。
このメラニン色素の量で体毛や髪の毛の色が決まってきます。

 

毛表皮(キューティクル)

髪の毛は3層の細胞から出来ています。
毛表皮はウロコ状の透明な細胞が重なり合い、内側の細胞を守っています。
この毛表皮が剥がれてくると、キューティクルが無いと言われる状態になります。

 

毛包

毛根を取り囲むように包んでいるのが、毛包です。

 

ケラチン

髪の主成分であるたんぱく質です。

 

高脂肪・高カロリー

欧米化に伴い、食生活も高脂肪・高カロリーになってきました。
高脂肪・高カロリーの食生活をしていると、体の血液がドロドロになり、
頭皮の血管そ詰まらせてしまいます。
そうすると、髪の毛に栄養がいかなくなってしまって、抜け毛の原因になってしまいます。
バランスの良い食事を心がけましょう。

 

合成界面活性剤

合成界面活性剤とは、水と油分(石油)を混ぜた化学物質です。日常で私たちが使用している、
シャンプー・リンス・歯磨き粉・石鹸・化粧品等のあらゆるものに使われれています。
私達の生活では非常に身近なもですが、実は有害だと噂されているのをご存知ですか?
合成界面活性剤は発がん性物質を含んでいて、また体内のたんぱく質を破壊する力を持っていると
言われています。普段口にするものは、肝臓で有害物質を無害なものにしてもらえるのですが、
合成界面活性剤の怖いところは皮膚から体内に浸透しやすいことです。
皮膚から入った有害物質は体内の血流にのってしまい、肝臓で無害なものに変えることが出来ません。
ですから、有害物質は長い間体内に留まることに・・・。

製造側からすると【石油から作るのでお金もかからないし、製造時間が短縮できる】
とても使い勝手が良い代物なのですが、
私たちの皮膚や体にとっていい影響があるとは思えませんよね。