歯というのは目立たないようでいて、意外と人目につきやすい部位である。 歯並びが良いだけで笑顔も何割増しかに映るし、 白くて健康的な歯は魅力の一つにもなる。
反対に歯が汚いと幻滅を感じてしまったり、 異性間ではキスをするのもためらわれてしまうだろう。 アメリカでは、綺麗な歯並びや白く輝く歯がステータスとされているため、 ホワイトニングがかなり浸透している。
ホワイトニングと一概に言っても、その方法は主に3通りある。 一つは最も一般的な治療法で、ホワイトニング剤を使って歯を白くするというもの。 これは薬剤を使って歯の表面のエナメル質を無色透明近づけるとともに、 その下の黄色い象牙質の部分の色を透けないような構造へと変化させるもの。
メリットは、健康な歯を削ることなく治療が行えるという安全性。 またクリニックではなく自宅でできるものもあるので時間の融通が利きやすい。 デメリットとしては、あくまでも自分の歯を使うので 「完全に真っ白な歯」になるという保証はないこと。色の後戻りもある。
次に、クラウンやラミネートべリアといった人工の歯をつける方法。 思い通りの白さにできる、色の後戻りもほとんどない、 治療の期間は短くて済むといったメリットがあるため、 芸能人などが多くこの方法で歯のホワイトニングをしている。 反面、健康な歯を削らなくてはいけないというデメリットもある。 (歯の神経を抜かなくてはいけない場合も出てくる)
最後は、歯に薄いプラスチックをコーティングするタイプ。 クリニックで歯のマニキュアをしてもらった場合、一本の施術にかかる時間は約5分程度、 しかも一本2000円~4000円程度と比較的安価で済むのがメリットである。 ただし、効果は約1ヶ月程度しか持続しないため、白さを保つためには 定期的な通院が必要となる。
ホワイトニングには保険は適用されないが、歯のクリーニングには保険診療で行える。 ホワイトニングほどの効果はないが、着色汚れを除去でき、 歯が一段階程度は明るくなるのでおすすめ。 |