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「運動で健康づくり」2023年 神無月

 

 

近年の交通手段の発達や、働き方改革などで運動不足を感じていませんか?
普段から体を動かすことは、身体にはもちろんのこと心や脳まで全身の健康に役立ちます。
スポーツの秋になりました。健康づくりに運動を始めてみませんか?

 

身体活動・運動とは?

運動とは「からだを動かすこと」ですが、これはスポーツのように意図的に行う
身体活動だけでなく、日常生活を行う上で無意識的に行っている身体活動も含みます。
日頃から体をよく動かしている人は、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病等の
疾患に罹る割合が低い事が分かっています。
またメンタルヘルスの改善にも効果がある事が報告されています。
これらの事から「体を動かすこと」は生活の質を向上させる事に期待ができます。

 

また、高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、
寝たきりなどを減少させる効果があることがわかっています。
健康づくりのために、運動習慣を生活の一部にしましょう。

 

運動による効果

●血圧を下げる
●動脈硬化の予防(善玉コレステロール値を上げる)
●心肺機能を高める
●血行促進により、肩こりや冷え性の改善
●血糖値を下げる
●認知症の低減
●気分転換、ストレス解消

 

運動を始めましょう

健康づくりのための運動

 

①有酸素運動:ウォーキング、ラジオ体操、ジョギング、水中ウォーキングなど
全身を使った運動によって酸素を取り込み、筋肉を動かすことで体力や持久力を付けます。
また心肺機能も鍛えられます。

 

②筋力トレーニング:腹筋、スクワット、腕立て伏せなど
骨や関節を支える役割の筋肉を鍛えることで、歩行・立位などの姿勢を保ちます。

 

③ストレッチング:体の筋肉や腱を延ばす体操など
運動時の怪我の予防や運動後の疲労回復に役立ちます。
「運動が大切です」と言われても、忙しくて運動のために時間が取れない人、
動習慣がなかった人にとって、新たに運動を始めるのはなかなか大変です。
普段の生活の中でさりげなくエネルギーを消費するような運動を取り入れる
工夫をしてみましょう。

 

 

+10(プラステン)今より10分多く体を動かそう

 

通勤・帰宅時や買い物に行くときは、早歩き・歩幅を大きくして歩く、自転車を使う。
□仕事中や家事中に、こまめに動く、階段を使う、軽い体操をする。
□テレビを見ながら筋トレやストレッチをする。
□掃除や洗濯などの家事はキビキビと動いて行う。
□椅子に座っている時間を減らして、立ったり歩いたりする。

 

動く事は脳を鍛える!?

「歩くこと」と脳の前頭葉(意欲、計画的行動に影響する部分)の萎縮の関係を
調査した結果が報告されています。
その結果、「歩くこと」、「エネルギー消費量を増やすこと」は
前頭葉の萎縮の悪化を優位に抑えていることが示されました。
運動することは、脳の萎縮予防にも良い効果があります。

 

 

【安全のために】

 

誤ったやり方で身体を動かすと思わぬ事故やケガにつながるので注意しましょう。
●身体を動かす時間は少しずつ増やしていきましょう。
●体調が悪い時は無理をしないように。
●病気や痛みがある場合は、薬局薬店などの専門家に相談をしましょう。

 

ヘルスケア関係Webページ 参照

 


 

 

日中の予想気温が37度などと異常な猛暑だった今夏でしたが、
「暑さ寒さも彼岸まで」
朝晩は過ごしやすくなっては来ました!
でもまた再発してそうな「インフル&コロナ」などなど、各々自愛下さい。

 

 

今回は「スポーツの秋」ということで「運動」などを拾ってみました。

 

脳(前頭葉)にも良さそうな「運動」
無理をしない程度(継続できそうな範囲)から始めてみては如何でしょうか?(笑)

 

ご参考までに・・・
つづく。