「なぜ、突然花粉症にかかるのか?」 2015年 如月版
それは徐々に忍び寄っていた… |
ある晴れた気持ちが良いはずの春の日、突然鼻がムズムズし、くしゃみと鼻水が止まらなくなり、 鼻もつまってきます。風邪のようだが熱はない。 もしかして花粉症?そんな風に、花粉症は突然やって来ます。
アトピーなどアレルギー体質の人は、特にキケン度も高いですが、 それまでアレルギーが一度として出たことがない人でも、花粉症になる危険性があります。 この突然の招かれざる客・花粉症、実は発病するずっと以前から、 カラダの中で訪れが準備されているのです。
花粉症の起きるメカニズムについて見てみよう! |
花粉症(アレルギー)の起きるまで |
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(1) |
抗原(アレルギーを引き起こす物質)となる花粉が、 ある量・ある期間、カラダに吸い込まれ続けます。 どの程度の量や期間で花粉症となるのかは、 個人の体質・健康状態によって異なります。 |
(2) |
入って来た花粉を、カラダが「これはキケンな物質だ!」と判断した場合、 次の花粉の来襲に備え、IgE(免疫グロブリン)という抗体を育成します。 粘膜や眼の結膜にある肥満細胞に結合します。 |
(3) |
IgE がある一定数そろい、体制が整った時に再び花粉が入って来ると、 肥満細胞と IgE が結合します。 |
(4) |
肥満細胞から、化学伝達物質(ヒスタミン・ロイコトリエンなど)が分泌されます。 |
(5) |
ヒスタミンなどが、鼻の粘膜の知覚神経から脳へ情報を伝え、 くしゃみ・鼻水・かゆみを引き起こします。 またロイコトリエンは直接、血管にも作用し、鼻づまりを起こすといわれています。 |
こうして現れる症状が「花粉症」です。
花粉症にかかってしまった人は、 カラダの中で IgE がそろってしまったことによって発病したといえます。
逆に花粉症にかかっていない人は、IgE の数がいまだそろっていないか、 あるいは花粉そのものを「これはキケンな物質だ!」「敵だ!」とカラダが判断していないため。 前者であれば、花粉を吸い続けると、いつかは発病してしまうかもしれません。
まだ発症していない人は、花粉の吸入を防ぐために外出するときはマスクを着用して、 花粉症を予防しましょう。 |
寒中お見舞い申し上げます。m(_ _)m
先日(30日)宇都宮でも積雪がありましたが、今冬は"雪"が少ないですね♪ そのかわり???インフルエンザが流行しているようですが、、、 マスク、手洗い、うがい、睡眠。あれこれとインフル対策をして乗り切って行きましょうー
>インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所)
何も関係ありませんが、、、「ミラクルショット画像」を貼っておきます。↓
ご参考までに・・・
つづく。
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