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「熱中症」 2012年 葉月版

熱中症とは、暑い環境で発生する障害の総称で、次のような病型があります。

熱失神

皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳血流が減少しておこるもので、
めまい、失神などがみられる。顔面そう白となって、脈は速くて弱くなる。

熱疲労

脱水による症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などがみられる。

熱けいれん

大量に汗をかいたときに水だけしか補給しなかったため、
血液の塩分濃度が低下して、足、腕、腹部の筋肉に
痛みをともなったけいれんがおこる。

熱射病

体温の上昇によって中枢機能に異常をきたした状態。
意識障害(反応が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がおこり、死亡率が高い。

 

万一の緊急事態に備え、救急処置を知っておきましょう。

熱失神、熱疲労の場合

涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、
水分を補給すれば通常は回復します。
足を高くし、手足を末梢から中心部に向けて
マッサージするのも有効です。

吐き気やおう吐などで水分補給ができない場合には、
病院に運び、点滴を受ける必要があります。

熱けいれん

生理食塩水(0.9%)を補給すれば、通常は回復します。

熱射病の場合

死の危険のある緊急事態です。
体を冷やしながら、集中治療のできる病院へ
一刻も早く運ぶ必要があります。
いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが予後を左右するので、
現場での処置が重要です。

体温を下げるには、水をかけたり濡れタオルを当てて扇ぐ方法、
くび、腋の下、足の付け根など太い血管のある部分に
氷やアイスパックをあてる方法が効果的です。
循環が悪い場合は、足を高くし、マッサージをします。

症状としては、意識の状態と体温が重要です。
意識障害は軽いこともありますが、応答が鈍い、言動がおかしいなど
少しでも異常がみられる時には重症と考えて処置しましょう。

 

暑い時、無理な運動は事故のもと

熱中症の発生には、気温・湿度・風速・輻射熱(直射日光など)が関係します。
同じ気温でも湿度が高いと危険性が高くなるので注意が必要です。
また、運動強度が強いほど熱の発生も多くなり、熱中症の危険性も高まります。

暑い所で無理に運動しても効果は上がりません。
環境条件に応じた運動・休息・水分補給の計画が必要です。

熱中症

WBGT(湿球黒球温度)とは、
人体の熱収支に影響の大きい気温、湿度、輻射熱の3つを取り入れた指標で、
乾球温度、湿球温度、黒球温度の値を使って計算します。

※ WBGT(湿球黒球温度)の算出方法
       屋外:WBGT=0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
       屋内:WBGT=0.7×湿球温度+0.3×黒球温度

 

日本体育協会 Webページ 参照

 


 

暑中お見舞い申し上げます。m(_ _)m

natu1

 

連日昼夜、暑い日が続いております。。。

今夏も「熱中症」で病院へ・・・という事例がたくさんありました。。。
屋外時だけではなく、部屋の中でも注意が必要なようです。
お身体をご自愛下さい。

 

先日、高校野球を初めて球場で観戦してきました♪
娘が通う学校の試合、3回表から6回裏ぐらいまででしたけど、、、
でも「高校野球」って、プロ野球より面白いかも〜   って思いましたー

1)攻守交代やタイム時などの選手達の動きが "清々しい"。
2)1回戦レベルだからでしょうか?打つか or 打てないか。投手と打者が真っ向勝負していて "潔い"。
3)観客席(アルプス席?)の応援も攻守時の"マナー"を守りながら "一生懸命"。

高校レベルでは当たり前なことなのかもしれないですが、
ピッチャーも簡単にストライク取れるし、野手も普通に守備をこなしている。
一球一球の複雑な駆け引きなどもなく、ピュアな気持ちで野球観戦ができます。
勝敗度外視で試合が気持ち良いし、球場が清々しかったです♪

但し観戦時、注意が必要です。特に夏の大会。
球場が異常に暑い。。。直射日光が。。。照り返しが。。。
それこそ「日焼け」と「熱中症」対策が必須です・・・。
(選手達のお母さん方は完全防備に完全武装。場慣れしていましたねぇ~)

もし機会があるようでしたら、球場全体の雰囲気?純粋な野球というゲーム?を体感しに
高校野球を観戦されることをお薦めさせて頂きます。(笑
そこに何か「気づき」があるかも!?です。

 

ご参考までに・・・
つづく。