薄毛辞典「さ行」

 

酸素

髪の発育で欠かせないものの一つである。
頭皮の毛細血管から、【酸素】と【栄養素】が運ばれ、それを元に髪は成長していく。
また、【酸素】は皮膚呼吸からも吸収しています。

 

色素細胞

表皮最下層の基底細胞間に介在し、メラニンをつくり出している細胞です。
髪の色にも深い関係があり、加齢により色素細胞(メラノサイト)の
はたらきが弱まったり消失したりすると、髪を黒くするメラニンがつくられなくなるため、
白髪になると考えられています。

 

10万本

日本人の髪の量は大体10万本であるとされています。

 

縮毛

黒人のようなくせ毛でウェーブが細かくはっきりしているのが特徴です。

 

植毛

人工の髪の毛を頭皮に植えていく増毛法。
頭皮に適合すれば良いが、適合しない場合は防衛反応が働き化膿してしまうこともある。
化膿してしまうと、健康な髪の毛にもダメージを与え、脱毛に繋がるケースもある。

 

脂漏性脱毛症

頭皮が脂っぽくてベタベタしてフケを伴い、前頭部、頭頂部が薄くなる脱毛症です。
これは男性に多くみられるタイプで、皮脂分泌がとても多いのが特徴で、
食生活の偏り・ストレス等が原因だと言われています。

 

ストレス

精神緊張・心労・苦痛・寒冷・感染等ごく普通にみられる刺激(ストレッサー)が
原因で引き起こされる 生体機能の変化で、一般に精神的・肉体的に負担となる刺激や状況をいいます。

 

石鹸シャンプー

石鹸シャンプーは油脂を苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)で分解したものです。
人の肌は弱酸性ですが、石鹸シャンプーは主にアルカリ性の為、洗浄力が強い。
洗浄力が強いと、頭皮の皮脂を取りすぎる可能性があります。
頭皮がカサカサになったり、赤くなったりしていると、肌に合っていないと思われるので、
シャンプー剤の変更をオススメします。

 

善玉菌

皮膚には常に菌が生きていますが、細菌だからといって全て悪いわけではありません。
善玉菌として代表的なものに
【スタフィロコッカス・エピデルミディス】【プロピオニバクテリウム・アクネス】があります。
これらの働きは、皮膚が一番いい状態である弱酸性に保ってくれたり、
皮膚についた雑菌を食べてくれます。
その他にも保護膜(皮脂)を作る手助けや、紫外線のダメージを軽減する作用があります。